【無料公開】地域別検索ボリューム予測ツール|全国ボリューム×トレンド×人口比で算出

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「ローカル検索ボリューム推定ツール」は、全国ボリュームを元に エリア人口比 × 補正係数で、地域別の検索需要(目安)をざっくり推定できる無料ツールです。

※本ツールは概算です。検索意図・商圏・競合密度・SERP構成(ローカル枠/広告/強調表示)により実態はズレます。

最速の使い方:ツールを別タブで開いて、この記事を見ながら入力してください。
(まずは都道府県プリセットでOK → 必要なら市区町村の人口をカスタム入力)


クイックスタート(30秒で推定値を出す)

  • 1
    KWを貼り付け(1行1KW)
    可能なら2列目に全国Vol(月間など)も入れると精度が上がります。
  • 2
    エリアを選択(都道府県プリセット)
    市区町村や商圏で見たい場合は「カスタム人口」を入力。
  • 3
    推定を実行 → 推定ローカルを確認
    必要なら「丸め」「しきい値」「絞り込み」で見やすくして、CSV/TSVで共有。

ここまででOK。まずは5〜10KWを貼って「相対比較」してみてください。
提案で大事なのは「正確さ」よりも、まず“優先順位の当たり”を付けることです。


このツールが役立つシーン

ローカルSEOの優先順位付け(どの地域から攻めるか)

  • 同じ全国KWでも、人口比で「需要の大きいエリア」をざっくり掴める
  • 複数KW×複数エリアで、どこに人員/予算を割くべきかの根拠になる

地域LP・店舗ページの“当たり”を付ける

  • 「東京/大阪/福岡…」のように地域別の需要感を並べて見せられる
  • 提案書で「地域ごとに期待値が違う」ことを説明しやすい

提案の“概算”を作る(まずは速く)

  • 一次情報(GSC/広告/外部ツール)が揃う前に、仮説検討ができる
  • あとから実測で上書きする前提で、比較用のベースを作れる

推定ロジック(計算式)

推定ローカル = 全国Vol ×(エリア人口 / 全国人口)× 補正係数

ツール内の注記どおり、推定は目安です。地域で偏るKW(例:観光、方言、ローカル固有名詞など)はズレやすいです。

全国Vol 2列目に入力した数値(TSV/CSV/連続スペースでも自動認識)。空欄の場合は設定により「仮Vol」で推定できます。
人口比 エリア人口 ÷ 全国人口。都道府県プリセット(概算)か、カスタム人口を使用。
補正係数(0.50〜2.00) 都市部/観光/流入過多などで上振れしやすい場合に調整します(例:観光系なら1.2〜1.5など)。
ヒント:“正確な数”を狙うより、まずは 比較(優先順位付け) に使うのがおすすめです。

使い方(詳細):① 入力 → ② 設定 → ③ 出力

① 入力:KW(+ 全国Vol 任意)を貼り付ける

  • 1
    1行1キーワードで貼り付けます。
  • 2
    2列目に全国Vol(任意)を入れると精度が上がります。区切りは タブ / カンマ / 連続スペース を自動認識します。
  • 3
    重複除去(推奨)はONのままでOKです。

入力例(TSV)

SEO対策 東京	1000
MEO対策 渋谷	800
交通事故治療 高崎	400

入力例(CSV)

SEO対策 東京, 1000
MEO対策 渋谷, 800
交通事故治療 高崎, 400
注意:全国Volの“単位”は揃えてください(例:月間で統一)。週間や期間が混ざると比較が崩れます。

② 設定:エリア人口・全国人口・補正を決める

  • 1
    エリア(概算人口)を選択(都道府県プリセット)。
  • 2
    市区町村/商圏などで見たい場合は、カスタム人口を入力(プリセットより優先されます)。
  • 3
    全国人口(基準)は概算でOK(デフォルト約1.25億)。
  • 4
    補正係数を必要に応じて調整(0.50〜2.00)。

補正係数の目安(ざっくり)

  • 1.00:基本(迷ったらこれ)
  • 1.10〜1.30:都市部/観光/流入が過多になりやすい前提で上振れ想定
  • 0.70〜0.90:商圏が狭い/競合が強い/指名寄りで分散しやすい前提で下振れ想定

※補正は“正確に当てる”ものではなく、比較のための傾向補正として使うのが安全です。

③ 出力:並び替え・絞り込み・CSV/TSVで共有

  • 1
    「表示」を 表 / カード で切り替え(PCは表が見やすいです)。
  • 2
    「並び替え」を 推定ローカル(大→小) にして、優先順位を見ます。
  • 3
    必要なら「表示しきい値」「絞り込み」で整理します(提案用に“見せたい行だけ”にする)。
  • 4
    TSVコピー / CSVダウンロードで共有(提案書・スプレッドシート・Slackに便利)。

提案書を作るなら:「推定ローカル順」に並べて上位だけ抜粋し、地域LPや施策の優先順位に落とすのが最速です。


入力例(3パターン)

例1:都道府県でざっくり比較(プリセットのみ)

  • 入力:地域名 + サービス系KW(5〜10件)
  • エリア:都道府県プリセット(例:東京都)
  • 補正:1.00
使いどころ:まず“どのKWが地域で効きそうか”を最速で掴む。

例2:市区町村・商圏で比較(カスタム人口)

  • エリア:カスタム人口(例:900000
  • 全国人口:デフォルトのままでOK
  • 補正:1.00(必要なら微調整)
使いどころ:“店舗の商圏”に近い単位で、需要感を比較したい。

例3:観光・都市部で上振れを見込む(補正)

  • エリア:プリセット or カスタム人口
  • 補正:1.20 などに設定
使いどころ:観光・繁華街など、人口比より検索需要が上に振れやすい前提で“幅”を持たせる。

そのまま使えるコピーテンプレ(提案文・報告文)

テンプレ1:試算結果の共有(Slack / メール)

【ローカル需要(概算)】
エリア:{地域名}(人口:{area_pop})
全国人口:{japan_pop}
補正:{coef}

推定ローカル = 全国Vol ×(人口比)× 補正

上位KW(推定ローカル順):
1) {kw1}:全国{nat1} → 推定{loc1}
2) {kw2}:全国{nat2} → 推定{loc2}
3) {kw3}:全国{nat3} → 推定{loc3}

※目安値のため、次はGSC/広告実績・競合密度・SERP構成も加味して優先順位を確定します。

テンプレ2:施策優先順位の結論(短文)

推定の結果、{地域名}では「{カテゴリ/テーマ}」の需要が相対的に大きい見込みです。
まずは上位{N}件のKWに合わせて、地域LPの強化(タイトル/見出し/内部リンク)を優先します。

テンプレ3:地域展開の提案(複数エリア)

地域別の概算需要を比較すると、{地域A} > {地域B} > {地域C} の順になりました。
まずは{地域A}で勝ちパターン(LP構成/内部リンク/CTA)を作り、横展開で{地域B},{地域C}へ拡張します。

つまずきポイント(よくあるミスと対策)

① 全国Volの単位が混ざる
月間と週間、あるいは期間が混ざると比較が崩れます。
対策:同じ基準(例:月間・全国)に揃えて入力してください。
② エリア人口が未設定で推定できない
エリアが未選択/人口が0だと実行できません。
対策:プリセットを選ぶか、カスタム人口を入力してください。
③ “正確な数”を当てようとして補正をいじりすぎる
補正は“比較のための傾向補正”です。
対策:まずは1.00で比較 → どうしても必要な場合だけ1.1〜1.3等で幅を見る。
④ 地域で需要が偏るKWのズレ
観光・固有名詞・方言・イベントなどは人口比からズレやすいです。
対策:トレンド/GSC実績/広告実績/競合密度と併用して判断してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 全国Volが無いKWでも使えますか?
使えます。「全国Volが空なら仮のVolを入れて推定する」をONにすると、比較用途として並べられます(ただし絶対値は意味が薄いので、相対比較に限定してください)。
Q2. カスタム人口は何を入れるのが正しい?
市区町村の人口、商圏人口の概算など、目的に合う“比較軸”でOKです。厳密さよりも「同じ基準で比較」できることが重要です。
Q3. 全国人口(基準)は変えるべきですか?
基本はデフォルトでOKです。国勢調査の厳密値を使う必要はなく、概算で問題ありません。
Q4. 補正係数はどう決めればいい?
迷ったら1.00。観光・都市部など“人口比より検索が上振れしそう”なら 1.1〜1.3 程度で幅を見るのが実務的です。
Q5. 推定ローカルが小さすぎて判断できません
「丸め(10/50/100刻み)」や「表示しきい値」「絞り込み」で見やすくし、上位KWだけ抜粋して優先順位付けに使うのがおすすめです。
Q6. もっと実態に近づけるには?
GSC/GA4実績、検索トレンド、商圏、競合密度、SERP構成(ローカル枠/広告/強調表示)も併用してください(このツールはあくまで初期の当たり付け用です)。

まとめ

  • このツールは 全国Vol × 人口比 × 補正で、ローカル需要を概算します。
  • “正確な数字”より“優先順位の当たり”を付ける用途が得意です。
  • 上位KWを抜粋して、地域LP・内部リンク・ページ設計に落とすと最短で活用できます。

次の一手:エリアを2〜3個切り替えて、上位KWの顔ぶれがどう変わるか見てみてください。
“どの地域に、どのテーマでLPを作るべきか”が一段クリアになります。