新規サイト公開後のSEOチェックリスト|公開直後から3か月目までに見ること

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新規サイトを公開したあと、SEOでは何から確認すればよいのでしょうか。

サイトを公開した直後は、どうしても検索順位やクリック数が気になります。

たとえば、次のような不安が出てきます。

  • もう検索結果に表示されているのか
  • いつからクリックが増えるのか
  • 1か月経っても流入が少ないのは問題なのか
  • 記事を増やすべきか、リライトすべきか
  • Search Consoleではどこを見ればよいのか
  • GA4では何を確認すればよいのか

ただし、新規サイト公開後のSEOでは、いきなり成果だけを見るのは早いです。

公開直後から3か月目くらいまでは、問い合わせ数やクリック数だけで判断するよりも、まずはGoogleに正しく認識されているか、検索結果に表示され始めているか、どのページに改善余地があるかを順番に確認することが大切です。

特に新規サイトでは、公開したページがすぐにすべてインデックスされるとは限りません。検索結果への表示も、最初は少ないことが一般的です。

大事なのは、「成果が出たかどうか」だけを見ることではありません。

公開直後、1か月目、2か月目、3か月目で見るべき指標を分け、今のサイトがどの段階にあるのかを判断することです。

この記事では、新規サイト公開後にSEOで確認すべきことを、時期別のチェックリストとして整理します。

この記事の要点

  • 新規サイト公開後は、最初からクリック数や問い合わせ数だけで判断しないことが重要です。
  • 公開直後は、noindex・canonical・サイトマップ・GA4計測など、土台を確認します。
  • 1か月目は、主要ページのインデックス状況と表示回数を見ます。
  • 2か月目は、CTR・平均掲載順位・ページ別クエリから改善候補を探します。
  • 3か月目は、リライト・内部リンク・記事追加・導線改善の優先順位を決めます。

新規サイト公開後のSEOは、成果より先に「確認順」を決める

新規サイトを公開すると、早く検索流入を増やしたくなります。

しかし、公開直後からすぐに順位やクリック数だけを見てしまうと、判断を間違えることがあります。

たとえば、公開から数日しか経っていない段階で、

  • クリックが少ない
  • 順位が付かない
  • 表示回数が少ない
  • 記事を増やした方がよいのではないか
  • リライトした方がよいのではないか

と考えてしまうケースです。

しかし、公開直後のサイトでは、そもそもGoogleがすべてのページをクロールしていないこともあります。Search Consoleに十分なデータがたまっていないこともあります。

この段階で、クリック数や順位だけを見て記事の良し悪しを判断するのは早すぎます。

新規サイト公開後は、次のように段階を分けて考えます。

時期 主に見ること 判断すること
公開直後 表示確認・noindex・canonical・サイトマップ・GA4計測 検索エンジンと計測の土台が整っているか
1か月目 インデックス状況・表示回数・初期クエリ Googleに認識され始めているか
2か月目 CTR・平均掲載順位・ページ別データ・GA4行動 改善候補が見え始めているか
3か月目 リライト・内部リンク・記事追加・統合・CV導線 次の施策優先度を決められるか

公開初期のSEOでは、「まだ成果が少ない」ことよりも、「正しく認識され、表示され始めているか」を確認することが大切です。

このように、時期ごとに見るべきものを分けると、焦って不要なリライトをしたり、まだ判断できないデータを見て悩んだりすることを減らせます。

実際に、別で運営している中国語学習サイトの公開2か月時点のデータも、クリック数だけではなく、表示回数・平均掲載順位・CTR・インデックス状況を分けて確認しました。

公開初期サイトの実データを見たい方は、新規サイト公開2か月のSEOデータ公開も参考になります。

公開直後に確認すること

新規サイト公開直後は、SEO成果を見る段階ではありません。

まず確認すべきなのは、Googleにクロールされる状態になっているか、ユーザーが正しく閲覧できるか、計測が動いているかです。

公開直後に見るべき項目は以下です。

チェック項目 確認内容
サイトが表示されるか PC・スマホで主要ページが正常に表示されるか
noindexが残っていないか 本番公開後にnoindex設定が残っていないか
robots.txtでブロックしていないか 重要ページをクロール不可にしていないか
canonicalが意図通りか 別URLを正規URLとして指定していないか
sitemap.xmlを送信したか Search Consoleにサイトマップを送信しているか
URL検査を行ったか 主要ページがGoogleに認識される状態か
内部リンクでたどれるか トップやカテゴリから主要ページへ進めるか
GA4が動いているか page_viewなどの基本計測が動いているか
キーイベントが設定されているか 問い合わせ・クリック・登録などを計測できるか

費用を抑えて新規サイトの運用環境を整えたい方へ

新規サイト公開後は、noindexやサイトマップだけでなく、SSL対応・独自ドメイン・WordPressの管理しやすさなど、運用の土台も確認しておきたいポイントです。小規模サイトやブログを費用を抑えて始めたい場合は、初心者向けのレンタルサーバーも選択肢になります。

ロリポップ!を確認する

noindex・robots.txt・canonicalを確認する

公開直後に最も注意したいのは、テスト時の設定が残っているケースです。

たとえば、以下のような状態です。

  • noindexが残っている
  • robots.txtでクロールを止めている
  • canonicalがテストURLを指している
  • リダイレクトが意図しないURLに向いている
  • ステージング環境の設定が残っている

このような設定が残っていると、どれだけ良い記事やページを公開しても検索結果に出にくくなります。

公開直後は、記事の品質よりも先に、検索エンジンがページを取得できる状態かを確認します。

サイトマップを送信する

新規サイトでは、Search Consoleにサイトマップを送信しておくと、GoogleにURLの存在を伝えやすくなります。

サイトマップを送信したからといって、すべてのページが必ずすぐにインデックスされるわけではありません。

ただし、公開初期のサイトでは、Googleに重要ページを認識してもらうための基本対応として、サイトマップ送信は行っておきたい作業です。

確認するポイントは以下です。

  • サイトマップが送信済みか
  • ステータスが成功になっているか
  • 検出されたページ数が極端に少なくないか
  • 重要ページがサイトマップに含まれているか
  • 不要なURLまで大量に含まれていないか

サイトマップは、送信して終わりではありません。

公開後も、Search Consoleで正常に読み込まれているかを確認します。

URL検査で主要ページを確認する

公開直後は、Search ConsoleのURL検査で主要ページを確認します。

URL検査では、対象ページがGoogleに登録されているか、クロール可能か、インデックス登録に問題がありそうかを確認できます。

まず確認したいページは以下です。

  • トップページ
  • 主要カテゴリページ
  • サービスページ
  • 記事一覧ページ
  • 最初に公開した重要記事
  • 問い合わせページ
  • ツールページや登録ページ

新規サイトのすべてのページを一つひとつ確認する必要はありません。

まずは、検索流入や成果に関わる主要ページを優先します。

Search Consoleの基本的な見方は、Google Search Consoleの使い方|SEO改善で見るべき指標と直す順番でも整理しています。

GA4・GTM・キーイベントを確認する

公開直後は、Search ConsoleだけでなくGA4の計測も確認します。

SEO記事は、検索から流入して終わりではありません。

問い合わせ、ツール利用、資料請求、会員登録、CTAクリック、関連記事遷移など、次の行動につながっているかを見る必要があります。

そのため、公開直後に以下を確認します。

  • GA4のpage_viewが発火しているか
  • GTMを使っている場合、タグが正しく発火しているか
  • 問い合わせ完了ページが計測されているか
  • CTAクリックイベントが取れているか
  • 外部リンククリックを計測できているか
  • 主要フォームの送信が計測できているか
  • キーイベントとして設定すべき行動が定義されているか

公開から数か月後に「GA4の設定ができていなかった」と気づくと、その期間の行動データを確認できません。

SEO改善では、公開直後から計測の土台を整えておくことが重要です。

GA4とSearch Consoleを組み合わせて見たい方へ

Search Consoleでは検索結果上の状態、GA4では流入後の行動を確認できます。両方を組み合わせると、SEO改善の判断がしやすくなります。

GA4 × SEO 実務連携ガイドを見る

公開1か月目に見ること

公開から1か月ほど経ったら、Search Consoleでインデックス状況と初期の検索パフォーマンスを確認します。

この段階では、まだクリック数が少なくても問題ありません。

まず見るべきなのは、Googleに主要ページが認識され始めているかです。

1か月目のチェック項目

チェック項目 見る理由
主要ページがインデックスされているか 検索結果に出る土台ができているか確認する
未登録ページの種類 重要ページが未登録になっていないか確認する
サイトマップが読み込まれているか GoogleにURLを渡せているか確認する
表示回数が出始めているか 検索結果に表示され始めているか確認する
初期クエリが出ているか 想定したテーマで認識されているか確認する
想定外クエリがないか 検索意図のズレを早めに把握する
国・デバイスの傾向 想定ユーザーに届き始めているか確認する

クリック数より表示回数を見る

公開1か月目は、クリック数だけで判断しない方がよいです。

新規サイトでは、最初から多くのクリックが発生するとは限りません。

この段階で重要なのは、検索結果に表示され始めているかどうかです。

Search Consoleでは、以下を確認します。

  • 合計表示回数
  • 表示回数があるページ
  • 表示回数があるクエリ
  • 平均掲載順位
  • 国別の表示回数
  • デバイス別の表示回数

クリックが少なくても、表示回数が出始めているなら、Googleに認識され始めている可能性があります。

一方で、1か月経っても主要ページがまったく表示されていない場合は、インデックス、内部リンク、ページ内容、サイトマップ、noindexなどを確認します。

重要ページが未登録になっていないか確認する

1か月目では、インデックス未登録のページ数だけを見て焦らないことも大切です。

新規サイトでは、すべてのページがすぐに登録されるとは限りません。

見るべきなのは、未登録の数そのものではなく、未登録になっているページの種類です。

たとえば、以下のページが未登録なら優先的に確認します。

  • トップページ
  • 主要カテゴリページ
  • サービスページ
  • 検索流入を狙う記事
  • ツールページ
  • 問い合わせにつながるページ

一方で、タグページ、薄い一覧ページ、重複しやすいページ、重要度の低い補助ページが未登録になっている場合は、すぐに大きな問題とは限りません。

新規サイトでは、すべてのURLを登録させることよりも、重要ページが正しく認識されているかを見ることが重要です。

未登録ページがあること自体よりも、「重要ページが未登録になっていないか」を優先して確認します。

初期クエリを見る

1か月目でSearch Consoleにクエリが出始めたら、どのような検索語で表示されているかを確認します。

ここで見るべきなのは、クリック数ではなく、検索意図の方向性です。

  • 想定したテーマで表示されているか
  • 想定より広いクエリで表示されていないか
  • 想定外の検索語で出ていないか
  • 指名検索があるか
  • ロングテールクエリが出始めているか
  • 記事テーマと検索語が合っているか

新規サイトの初期段階では、ロングテールクエリから表示され始めることがあります。

この段階で出てきたクエリは、今後の記事追加や見出し追加のヒントになります。

公開2か月目に見ること

公開から2か月ほど経つと、少しずつページ別・クエリ別の傾向が見え始めます。

この段階では、クリック数だけでなく、表示回数、CTR、平均掲載順位を分けて確認します。

特に見るべきなのは、表示回数があるのにクリックされていないページです。

2か月目のチェック項目

チェック項目 見る理由
表示回数が増えているページ 検索結果に出始めたページを把握する
CTRが低いページ タイトル・メタ・検索意図の改善候補を探す
平均掲載順位が11〜30位のページ 押し上げ候補を探す
ページ別クエリ どのページがどの検索意図で見られているか確認する
GA4のOrganic Search 検索流入が発生しているか確認する
ランディングページ 検索流入の入口ページを確認する
エンゲージメント 流入後に読まれているか確認する
キーイベント 成果につながる行動が発生しているか確認する

表示回数が増えているページを確認する

2か月目にまず見るべきなのは、表示回数が増えているページです。

表示回数が多いページは、Googleに検索結果で出す候補として認識され始めている可能性があります。

このページは、今後の改善候補になりやすいです。

確認するポイントは以下です。

  • どのページの表示回数が多いか
  • そのページはサイトにとって重要か
  • どのクエリで表示されているか
  • 平均掲載順位は何位付近か
  • CTRは低くないか
  • ページ内容と検索意図は合っているか

表示回数があるページは、完全にゼロから育てるページよりも、改善効果を見込みやすい場合があります。

CTRが低いページを確認する

表示回数はあるのにクリックされていないページは、CTR改善候補です。

この場合、確認するのは以下です。

  • タイトルが検索意図に合っているか
  • メタディスクリプションで内容が伝わるか
  • 検索結果でクリックする理由があるか
  • 上位ページと比べて訴求が弱くないか
  • ページ内容とクエリがズレていないか

ただし、CTRが低いからといって、すぐにタイトルだけを変えればよいとは限りません。

平均掲載順位が低い場合、CTRが低いのは自然です。

そのため、CTRを見るときは、必ず平均掲載順位とセットで確認します。

表示回数はあるのにクリックが少ない方へ

CTR改善では、タイトル・メタディスクリプション・検索意図・順位帯を分けて見ることが重要です。

SEOのCTR改善完全ガイドを見る

11〜30位のページを確認する

2か月目以降は、平均掲載順位が11〜30位付近のページも確認します。

この順位帯にいるページは、まだ上位表示には届いていないものの、少しの改善で伸びる可能性があります。

見るべきポイントは以下です。

  • 表示回数があるか
  • 狙いたいクエリか
  • 検索意図に合っているか
  • 競合と比べて不足している情報があるか
  • 内部リンクが弱くないか
  • タイトルと見出しが検索語に合っているか

11〜20位付近で止まっているページは、本文追記、見出し追加、内部リンク強化、関連ページからのリンク追加などを検討します。

21〜30位の場合は、検索意図のズレや競合の強さも含めて確認します。

GSCデータから改善候補を整理したい方へ

公開後のSearch Consoleデータから、CTR改善候補や11〜20位の押し上げ候補を整理したい場合は、GSC改善優先度ツールが使えます。

GSC改善優先度ツールを使う

GA4で流入後の行動を見る

2か月目からは、Search ConsoleだけでなくGA4も確認します。

Search Consoleでは検索結果上の状態が分かります。

一方で、GA4では検索から来たユーザーが、サイト内でどう行動したかを確認できます。

見るべき項目は以下です。

  • Organic Searchのセッション
  • ランディングページ
  • エンゲージメント率
  • 平均エンゲージメント時間
  • キーイベント
  • CTAクリック
  • 関連記事遷移
  • ツールページやサービスページへの遷移

検索結果でクリックされていても、流入後にすぐ離脱しているなら、記事の内容や導線に課題がある可能性があります。

逆に、流入数は少なくても、エンゲージメントが高いページは育てる価値があります。

公開3か月目に見ること

公開から3か月ほど経つと、ある程度データがたまり始めます。

この段階では、単に「成果が出たか」を見るだけでなく、次の改善施策を決める時期になります。

3か月目に見るべきなのは、以下です。

チェック項目 見る理由
リライト候補 表示回数・順位・CTRから改善対象を決める
内部リンク候補 重要ページを押し上げる導線を作る
新規記事候補 GSCで出てきたロングテールを拾う
統合・分割候補 似た記事や重複テーマを整理する
CV/キーイベント 流入が成果につながっているか確認する
改善優先度 どの施策から実施するか決める

リライト候補を決める

3か月目では、ようやくリライト候補を本格的に見始めます。

ただし、リライトといっても、すべてを全文書き直す必要はありません。

状態ごとに修正レベルを分けます。

状態 対応
表示回数はあるがCTRが低い タイトル・メタ・導入文を改善
11〜20位で止まっている 本文追記・内部リンク強化
21〜30位で表示されている 検索意図・競合・記事構成を見直す
流入はあるが行動が弱い CTA・関連記事・導線を改善
似た記事と重複している 統合・すみ分けを検討
表示もクリックも少ない すぐ全文リライトせず、役割や内部リンクを確認

3か月目は、データをもとに「どの記事をどう直すか」を決める段階です。

SEO記事のリライト判断について詳しく確認したい場合は、SEOで記事をリライトするタイミングはいつ?GSC・GA4で判断する基準も参考になります。

内部リンクを強化する

新規サイトでは、記事を公開しただけでは各ページが孤立しやすくなります。

3か月目には、主要ページに内部リンクが集まっているかを確認します。

特に、以下のページは内部リンクを強化したい候補です。

  • 表示回数が増えているページ
  • 11〜20位で止まっているページ
  • CVやツール利用につながるページ
  • カテゴリの中心になるページ
  • 今後伸ばしたいテーマの親記事

内部リンクを見るときは、単にリンク数を増やすのではなく、文脈に合ったリンクを設置します。

たとえば、Search Consoleの記事からGSC改善優先度ツールへ、CTR改善の記事からタイトル改善記事へ、GA4の記事からCTA計測記事へ、というように、読者の次の行動に合うリンクを入れます。

新規記事候補を探す

3か月目には、Search Consoleで見えてきたクエリをもとに、新規記事候補を探します。

特に見るべきなのは、以下です。

  • 表示されているが、既存記事では十分に答えられていないクエリ
  • 既存記事に追記するにはテーマが大きいクエリ
  • ロングテールだがサイトのテーマに合うクエリ
  • 複数ページで表示されていて整理が必要なクエリ
  • 読者の悩みが具体的なクエリ

ただし、出てきたクエリをすべて新規記事化する必要はありません。

既存記事に追記すべきもの、別記事にするもの、内部リンクで整理するものを分けます。

キーワードや記事の整理に迷う方へ

似たキーワードが多い場合は、キーワードクラスタリングツールで記事統合・分割・カテゴリ設計のたたき台を作れます。

キーワードクラスタリングツールを使う

統合・分割を判断する

記事数が増えてきたら、似たテーマの記事が重複していないかも確認します。

特に、GSCで同じクエリに複数ページが表示されている場合は注意が必要です。

この場合、以下を確認します。

  • 検索意図は同じか
  • 読者の段階は違うか
  • 親記事と子記事に分けられるか
  • どちらを主役記事にするか
  • 内部リンクで役割を明確にできるか
  • 統合した方が読者にとって分かりやすいか

同じ検索意図なら統合を検討します。

読者の段階や目的が違うなら、すみ分けて内部リンクでつなぎます。

似たページの統合・すみ分けは、GSCで似たページが同じクエリに出ているとき、統合とすみ分けはどう判断すべきかでも整理しています。

キーイベントと成果導線を見る

3か月目には、SEO流入が成果につながっているかも確認します。

見るべきなのは、単なるアクセス数ではありません。

  • 問い合わせ
  • 資料請求
  • ツール利用
  • 会員登録
  • CTAクリック
  • 関連記事遷移
  • サービスページ遷移
  • 一定以上の滞在
  • スクロール
  • フォーム到達

新規サイトでは、流入が少なくても、行動の質が高いページがあります。

逆に、流入はあるのに行動が弱いページもあります。

この違いを見て、記事改善だけでなく、CTAや導線の改善も行います。

公開初期にやらない方がよいこと

新規サイト公開後は、やるべきことだけでなく、まだやらない方がよいこともあります。

特に避けたいのは以下です。

公開直後に全文リライトしない

公開して数日〜数週間の段階では、Search Consoleのデータが十分ではありません。

この時点で順位が付かないからといって、すぐに全文リライトするのは早いです。

まずは、インデックス、内部リンク、サイトマップ、noindex、canonical、GA4計測を確認します。

表示回数が少ない段階でCTRだけを見ない

CTRは、検索結果に表示されて初めて意味を持つ指標です。

表示回数が少ない段階でCTRを細かく見ても、判断材料としては弱いです。

まずは、検索結果に表示され始めているかを確認します。

未登録ページをすべて問題扱いしない

新規サイトでは、未登録ページが出ることがあります。

しかし、未登録ページがあること自体がすぐ問題とは限りません。

大切なのは、重要ページが未登録になっていないかを見ることです。

タグページや薄い一覧ページなど、検索に出す優先度が低いページまで、すべて登録させる必要はない場合があります。

順位だけで記事の良し悪しを判断しない

公開初期は順位が安定しません。

平均掲載順位だけを見て、記事が良い・悪いと判断するのは危険です。

表示回数、CTR、クエリ、インデックス、内部リンク、GA4の行動を組み合わせて確認します。

記事を闇雲に増やさない

新規サイトでは、記事数を増やしたくなることがあります。

もちろん、必要な記事を増やすことは大切です。

ただし、検索意図が近い記事を増やしすぎると、記事同士の役割が曖昧になります。

3か月目以降は、新規記事追加だけでなく、既存記事の整理や内部リンク設計も同時に考えます。

公開初期のSEOでは、「焦って直す」よりも、「時期ごとに見るべき指標を分ける」ことが重要です。

時期別SEOチェックリスト

ここまでの内容を、時期別のチェックリストとして整理します。

公開直後のチェックリスト

チェック項目 確認
サイトがPC・スマホで表示される
noindexが残っていない
robots.txtで重要ページをブロックしていない
canonicalが意図通り
sitemap.xmlを送信した
URL検査で主要ページを確認した
主要ページが内部リンクでたどれる
GA4のpage_viewが取れている
GTMタグが発火している
問い合わせ・CTA・登録などのイベントを確認した

1か月目のチェックリスト

チェック項目 確認
主要ページがインデックスされている
サイトマップが正常に読み込まれている
重要ページが未登録になっていない
Search Consoleで表示回数が出始めている
初期クエリを確認した
想定外クエリがないか確認した
国別・デバイス別の傾向を確認した
クリック数だけで判断していない

2か月目のチェックリスト

チェック項目 確認
表示回数が増えているページを確認した
CTRが低いページを確認した
平均掲載順位11〜30位のページを確認した
ページ別クエリを確認した
検索意図とページ内容のズレを確認した
GA4でOrganic Searchを確認した
ランディングページ別の行動を確認した
キーイベントやCTAクリックを確認した

3か月目のチェックリスト

チェック項目 確認
リライト候補を整理した
タイトル改善候補を整理した
本文追記候補を整理した
内部リンク追加候補を整理した
新規記事候補を整理した
統合・分割候補を確認した
CV/キーイベントにつながるページを確認した
4か月目以降の改善優先度を決めた

新規サイト公開後に見るべき指標の順番

新規サイト公開後は、指標を見る順番も大切です。

最初からすべての数値を同じ重みで見ると、判断に迷います。

基本は以下の順番です。

  1. インデックスされているか
  2. 表示回数が出ているか
  3. どのクエリで表示されているか
  4. 平均掲載順位はどの位置か
  5. CTRは低くないか
  6. GA4で流入後に行動されているか
  7. CVやキーイベントにつながっているか

この順番で見れば、どこで詰まっているのかが分かりやすくなります。

たとえば、インデックスされていないなら、リライトよりも先に技術確認が必要です。

表示回数が少ないなら、内部リンクやキーワード設計を確認します。

表示回数はあるのにCTRが低いなら、タイトルやメタディスクリプションを見ます。

クリックはあるのにGA4で行動が弱いなら、記事内導線やCTAを改善します。

見る順番の考え方

新規サイト公開後は、「成果が出ていない」と判断する前に、インデックス → 表示回数 → クエリ → 順位 → CTR → GA4行動の順に確認すると、次にやるべき改善が見えやすくなります。

既存記事・ツールとの使い分け

SEO日報内で関連する記事やツールを使う場合は、次のように分けると分かりやすいです。

状態 見る記事・使うツール
Search Consoleの基本を確認したい Google Search Consoleの使い方記事
公開初期の実データを見たい 新規サイト公開2か月のSEOデータ公開記事
CTR改善候補を見たい SEOのCTR改善記事
リライト判断をしたい SEO記事をリライトするタイミング記事
順位が上がらない原因を確認したい 順位が上がらないときのチェックリスト
GSCデータから改善候補を整理したい GSC改善優先度ツール
キーワードや記事の整理をしたい キーワードクラスタリングツール
判断に迷う SEO日報コミュニティ

今回の記事は、新規サイト公開後の時系列チェックに絞っています。

それぞれの詳細な確認方法は、既存記事やツールに分けて確認すると、重複なく整理できます。

公開後2〜3か月のGSCデータを整理したい方へ

Search ConsoleのCSVから、CTR改善候補や11〜20位の押し上げ候補を整理したい場合は、GSC改善優先度ツールを使えます。

GSC改善優先度ツールを使う

自分のサイトで判断に迷う方へ

主要ページがインデックスされない、表示回数はあるのにクリックされない、3か月目に何を直すべきか迷う場合は、SEO日報コミュニティで相談できます。

相談テーマ一覧を見る

まとめ

新規サイト公開後のSEOでは、いきなりクリック数や問い合わせ数だけで成果判断しないことが重要です。

公開直後は、まず検索エンジンがページを取得できる状態か、GA4で正しく計測できているかを確認します。

1か月目は、主要ページのインデックス状況と、Search Consoleで表示回数が出始めているかを確認します。

2か月目は、表示回数・CTR・平均掲載順位・ページ別クエリを見て、改善候補を探します。

3か月目は、リライト、内部リンク、新規記事、統合・分割、CTA改善などの優先順位を決めます。

大切なのは、公開後すぐに大きな成果を求めるのではなく、時期ごとに見るべき指標を分けることです。

新規サイトのSEOでは、次の順番で確認すると整理しやすくなります。

  1. 主要ページがインデックスされているか
  2. 検索結果に表示され始めているか
  3. どのクエリで表示されているか
  4. クリックされていないページはどれか
  5. 11〜30位で止まっているページはどれか
  6. GA4で流入後の行動があるか
  7. 次にリライト・内部リンク・記事追加のどれを優先するか

公開初期のSEOは、焦って全文リライトしたり、記事を闇雲に増やしたりする段階ではありません。まずは、検索に認識される土台を整え、表示され始めたページを見つけ、クリックされる状態に改善し、流入後の行動につなげることが大切です。

この順番で進めることで、新規サイトでも次にやるべきSEO改善が見えやすくなります。