
この記事の要点
- 新規サイト公開初期は、クリック数だけで成果判断しないことが重要です。
- 公開2か月前後のTonePathでは、合計クリック数59、合計表示回数3,663、平均CTR1.61%、平均掲載順位11.19位でした。
- 表示回数は増えている一方で、CTRには改善余地があります。
- インデックス状況は登録済み38ページ、未登録29ページで、サイトマップは正常に読み込まれていました。
- 次に見るべき改善候補は、表示回数が多いのにCTRが低いページです。
新規サイトを公開したあと、SEOではどの数字を見ればよいのでしょうか。
「クリック数が少ないから失敗」「まだ流入が少ないから意味がない」「順位が付いていないから記事を増やすしかない」と判断してしまうことがあります。
しかし、公開して間もないサイトでは、いきなりクリック数やCVだけを見るのではなく、まずは検索結果に表示され始めているか、どのページがGoogleに認識されているか、どのクエリで露出が増えているかを見ることが重要です。
今回は、SEO日報とは別に運営している中国語学習サイト「TonePath」のSearch Console・GA4データを使い、公開2か月前後の新規サイトで何を見るべきかを整理します。
この記事は「大きな成果が出ました」という実績紹介ではありません。
公開初期のサイトが、検索結果に出始めた段階でどの数字を見て、次に何を改善すべきかを確認するためのSEO観察ログです。
- 今回確認したデータ
- 公開2か月時点の結論
- Search Console全体では、検索に出始めている状態
- 表示回数は増えているが、CTRには課題がある
- インデックス状況は、登録済み38ページ・未登録29ページ
- ページ別に見ると、/vocabulary/ が大きな改善候補
- /phrases/ も次の改善候補
- クエリ別では、まだロングテール中心
- GA4ではOrganic Searchが主力になっている
- ツール系ページは滞在時間が長い
- 国別では日本中心、デバイス別ではモバイル中心
- 公開2か月時点で次にやるべき改善
- 公開初期サイトでは、クリック数だけで判断しない
- まとめ
今回確認したデータ
今回確認した主なデータは以下です。
| データ | 期間・内容 |
|---|---|
| Search Console 検索パフォーマンス | 2026年4月5日〜2026年6月17日 |
| Search Console ページ別データ | クリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位 |
| Search Console クエリ別データ | どの検索語で表示されているか |
| Search Console デバイス別・国別データ | モバイル/PC、国別の傾向 |
| Search Console インデックス状況 | 登録済み・未登録・サイトマップ状況 |
| GA4 トラフィック獲得 | 2026年5月22日〜2026年6月18日 |
| GA4 ランディングページ | 流入後にどのページが読まれているか |
補足
Search ConsoleとGA4では、集計期間が完全には一致していません。そのため、この記事では「完全な同期間比較」ではなく、公開初期サイトの傾向を見るための参考データとして扱います。
公開2か月時点の結論
まず、結論から整理します。
TonePathは公開2か月前後の時点で、検索流入が大きく伸びている段階ではありません。
しかし、Search Console上では表示回数が増え始めており、平均掲載順位も11位前後まで来ています。

この数字から言えるのは、次のことです。
- 検索結果に表示される土台はでき始めている
- クリック数はまだ少ない
- 平均掲載順位は1ページ目下部〜2ページ目前半付近
- 表示されているのにクリックされていないページがある
- 次の改善対象は、CTR改善と11〜20位付近の押し上げ
公開初期サイトでは、クリック数だけを見ると「まだ少ない」と感じます。
しかし、平均掲載順位が11位前後まで来ていて、表示回数が増えている場合は、検索エンジンに認識され始めている状態と考えられます。
この段階では、記事を闇雲に増やすよりも、どのページが表示されているのにクリックされていないかを見ることが重要です。
Search Console全体では、検索に出始めている状態
Search Consoleの全体データでは、クリック数は59、表示回数は3,663でした。
公開初期のサイトでは、いきなりクリック数が大きく増えるとは限りません。
むしろ最初に見るべきなのは、以下の順番です。
- インデックスされているか
- 検索結果に表示されているか
- どのクエリで表示されているか
- クリックされているか
- 流入後に行動されているか
TonePathの場合、表示回数が3,663回あり、平均掲載順位は11.19位です。
これは、まだ安定した流入フェーズではありませんが、検索結果に出る土台はでき始めていると見てよい状態です。
平均掲載順位が30位、40位台で表示回数も少ない場合は、まだ検索上の評価がかなり弱い段階です。
一方で、平均11位前後まで来ている場合は、少しの改善で1ページ目に入るクエリや、CTR改善によってクリック増加が見込めるページが出てきます。
公開2か月時点の見方
この段階では「検索流入が少ないから失敗」と判断するよりも、検索に表示される範囲が広がっているか、平均順位がどの位置まで来ているかを見ることが重要です。
表示回数は増えているが、CTRには課題がある
期間を前半と後半に分けると、より分かりやすくなります。
| 期間 | クリック数 | 表示回数 | CTR | 平均掲載順位 |
|---|---|---|---|---|
| 前半 | 11 | 531 | 2.07% | 12.22位 |
| 後半 | 48 | 3,132 | 1.53% | 11.02位 |
後半では、表示回数が大きく増えています。
表示回数は531回から3,132回に増えており、約5.9倍です。
これは、新規サイトとしては良い傾向です。Googleにページが認識され、検索結果に表示されるクエリが増えている可能性があります。
一方で、CTRは2.07%から1.53%に下がっています。
さらに直近14日で見ると、課題はより明確です。
| 期間 | クリック数 | 表示回数 | CTR | 平均掲載順位 |
|---|---|---|---|---|
| 前14日 | 26 | 1,036 | 2.51% | 11.09位 |
| 直近14日 | 15 | 1,640 | 0.91% | 11.67位 |
直近14日では、表示回数は増えているのに、クリック数とCTRが下がっています。
これは、SEO改善ではよくある状態です。
ページがより多くのクエリに表示され始めたものの、検索結果で十分に選ばれていない可能性があります。
この段階で見るべきなのは、単純なクリック数ではありません。
- 表示回数が増えたページはどれか
- 平均掲載順位は何位付近か
- CTRが低いページはどれか
- 表示されているクエリとページ内容が合っているか
- タイトルが検索意図に合っているか
この切り分けが必要です。
インデックス状況は、登録済み38ページ・未登録29ページ
Search Consoleのインデックス状況では、以下の状態でした。

| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 登録済み | 38ページ |
| 未登録 | 29ページ |
| サイトマップで検出されたページ数 | 72ページ |
| サイトマップ送信日 | 2026年4月23日 |
| 最終読み込み日 | 2026年6月15日 |
| サイトマップステータス | 成功 |
サイトマップは正常に送信され、読み込みも成功しています。
そのうえで、公開2か月時点では38ページがインデックス登録済み、29ページが未登録という状態です。
ここで重要なのは、サイトマップにURLを送信していても、すべてのページが必ずすぐにインデックスされるわけではないという点です。
特に公開初期のサイトでは、以下のような理由で登録に差が出ることがあります。
- ページ内容が薄い
- 似た内容のページが多い
- 内部リンクが弱い
- Googleがまだサイト全体を十分にクロールしていない
- 一覧ページやタグページなど、検索に出す優先度が低いページが含まれている
そのため、公開初期は「未登録がある=すぐ問題」とは限りません。
まずは、重要なページが登録されているかを見る必要があります。
TonePathの場合、トップページ、単語一覧、発音・ピンイン・声調練習系の記事、ツール系ページが検索パフォーマンスに出てきているため、主要ページは一定程度認識され始めています。
次に見るべきなのは、未登録ページの数そのものよりも、未登録になっているページの種類です。
インデックス確認で見るべきこと
- 重要な記事やツールページが未登録になっていないか
- 未登録ページが一覧・タグ・重複しやすいページに偏っていないか
- 内部リンクで重要ページにたどり着けるか
- サイトマップが正常に読み込まれているか
ページ別に見ると、/vocabulary/ が大きな改善候補
ページ別データを見ると、最も目立つのは /vocabulary/ です。
| ページ | クリック数 | 表示回数 | CTR | 平均掲載順位 |
|---|---|---|---|---|
| / | 17 | 154 | 11.04% | 4.73位 |
| /vocabulary/ | 12 | 1,384 | 0.87% | 9.27位 |
| /blog/chinese-pinyin-pronunciation-mistakes/ | 6 | 140 | 4.29% | 9.66位 |
| /vocabulary/place/ | 3 | 95 | 3.16% | 9.53位 |
| /blog/chinese-tone-practice/ | 3 | 85 | 3.53% | 10.94位 |
| /tools/ | 2 | 74 | 2.70% | 5.74位 |
/vocabulary/ は、表示回数が1,384回と突出しています。
平均掲載順位も9.27位なので、検索結果の1ページ目付近に出ている可能性があります。
しかしCTRは0.87%です。
これは、表示されているにもかかわらず、十分にクリックされていない状態です。
このページは、次の改善候補としてかなり優先度が高いです。
改善するとしたら、以下が考えられます。
- タイトルを「中国語 単語 一覧」系の検索意図に寄せる
- 冒頭で「初心者向けの中国語基本単語一覧」であることを明確にする
- カテゴリ別、場面別、品詞別に探しやすくする
- 音声、ピンイン、意味、例文の有無を検索結果から伝わるようにする
- 単語カテゴリページへの導線を強化する
公開初期サイトでは、こうした「表示回数は多いがCTRが低いページ」を見つけることが重要です。
新規記事を増やす前に、すでに表示されているページのクリック率を改善する方が、短期的には成果につながりやすいことがあります。
/phrases/ も次の改善候補
ページ別データでは、/phrases/ も改善候補です。
| ページ | クリック数 | 表示回数 | CTR | 平均掲載順位 |
|---|---|---|---|---|
| /phrases/ | 1 | 461 | 0.22% | 11.11位 |
/phrases/ は、表示回数461、平均掲載順位11.11位です。
クリックは1件、CTRは0.22%です。
平均順位が11位台なので、こちらもあと少しで1ページ目に入るクエリが含まれている可能性があります。
ただし、CTRがかなり低いため、検索結果での見え方や検索意図との一致を確認する必要があります。
フレーズ一覧ページであれば、次のような改善が考えられます。
- 「中国語 フレーズ 一覧」なのか「旅行フレーズ」なのかを明確にする
- 初心者向け、場面別、音声付きなどの特徴をタイトルや導入で伝える
- あいさつ、カフェ、ホテル、買い物、道案内などのカテゴリ導線を分かりやすくする
- 検索クエリに合わせて、ページ内の見出しを整理する
TonePathの場合、記事だけでなく、単語一覧・フレーズ一覧・ツールページが検索に出始めています。
そのため、今後はブログ記事だけを増やすのではなく、一覧ページの検索意図を整理することも重要です。
クエリ別では、まだロングテール中心
クエリ別データを見ると、現時点では大きな検索語で安定しているというより、ロングテールや個別語句で表示され始めている状態です。
例として、以下のようなクエリが出ています。
- tonepath
- 中国語一覧
- 中国語 単語
- 中国語 基本 単語 一覧
- 中国語 声調 聞き分け
- 道案内 中国語
- 中国語買い物フレーズ
- 平日 休日 中国語
この状態は、新規サイトでは自然です。
最初からビッグキーワードで上位表示されることは少なく、まずは個別記事や一覧ページがロングテールクエリで表示され始めます。
この段階で重要なのは、表示されているクエリを見て、サイトの方向性とズレていないかを確認することです。
TonePathの場合、中国語単語、声調、フレーズ、道案内、買い物フレーズなど、中国語学習サイトとして自然なクエリが出ています。
これは良い状態です。
一方で、表示回数があるのにクリックされていないクエリや、平均順位が11〜20位付近のクエリは、次の改善候補になります。
GA4ではOrganic Searchが主力になっている
GA4のトラフィック獲得データでは、Organic Searchが最も多くなっています。

| チャネル | セッション | 割合 |
|---|---|---|
| Organic Search | 251 | 約81.5% |
| Direct | 50 | 約16.2% |
| Unassigned | 4 | 約1.3% |
| Organic Social | 2 | 約0.6% |
| Referral | 1 | 約0.3% |
新規サイトとしては、Organic Searchが流入の中心になっている点は良い傾向です。
ただし、GA4側ではキーイベントが0のため、現時点では「検索流入を獲得し始めている」ことは分かっても、学習行動や成果につながっているかまでは十分に判断できません。
学習サイトの場合、一般的な問い合わせCVだけでなく、以下のような行動をキーイベント候補にできます。
- クイズ開始
- 声調練習ツールの利用
- 音声再生
- 単語検索
- フレーズ検索
- お気に入り登録
- 学習カテゴリへの遷移
- 一定以上のスクロール
TonePathはツール型の要素もあるため、今後は「検索で来たユーザーが学習行動をしているか」を見る設計が必要です。
ツール系ページは滞在時間が長い
GA4のランディングページ別データでは、ツール系・一覧系ページの平均エンゲージメント時間が目立ちます。
| ランディングページ | セッション | 平均エンゲージメント時間 |
|---|---|---|
| / | 66 | 約29秒 |
| /vocabulary | 59 | 約175秒 |
| /tools/quiz | 43 | 約162秒 |
| /tools/tone-practice | 17 | 約111秒 |
| /tools | 12 | 約204秒 |
| /blog/chinese-pinyin-pronunciation-mistakes | 13 | 約95秒 |
特に /vocabulary、/tools/quiz、/tools/tone-practice、/tools は滞在時間が長めです。
これは、中国語学習サイトでは、記事だけでなく「実際に使えるページ」が重要であることを示しています。
SEOでは、ブログ記事を増やすことばかりに意識が向きがちです。
しかし、学習サイトの場合は、以下のようなページが強い役割を持つことがあります。
- 単語一覧
- フレーズ一覧
- クイズ
- 発音練習
- 声調練習
- ピンイン確認
- カテゴリ別学習ページ
これらは検索流入の入口になるだけでなく、ユーザーの滞在や再訪にもつながりやすいページです。
学習サイトで見えたこと
学習系サイトでは、記事コンテンツだけでなく、単語一覧・フレーズ一覧・クイズ・発音練習のような「使えるページ」が回遊や滞在を作りやすい可能性があります。
国別では日本中心、デバイス別ではモバイル中心
国別データでは、日本からの表示・クリックが中心です。
| 国 | クリック数 | 表示回数 |
|---|---|---|
| 日本 | 55 | 3,274 |
| 中国 | 1 | 71 |
| 台湾 | 1 | 46 |
| ベトナム | 1 | 9 |
| インドネシア | 1 | 5 |
| 米国 | 0 | 126 |
TonePathは日本語で中国語を学ぶユーザー向けのサイトなので、日本中心に表示されていることは自然です。
一方で、米国からの表示回数が126あるもののクリックは0です。
このような海外からの表示は、ページ内容や検索語のズレによって発生する場合があります。
現時点では、日本向けサイトとして日本の検索結果でどう見えているかを優先して見ればよいでしょう。
デバイス別では、モバイルが中心です。
| デバイス | クリック数 | 表示回数 | CTR | 平均掲載順位 |
|---|---|---|---|---|
| モバイル | 37 | 2,388 | 1.55% | 9.35位 |
| PC | 22 | 1,230 | 1.79% | 14.85位 |
| タブレット | 0 | 45 | 0% | 9.02位 |
モバイルの表示回数が多く、平均掲載順位もPCより良いです。
中国語学習サイトでは、スマートフォンで単語やフレーズを確認する利用シーンが多いと考えられます。
そのため、今後の改善では、PCよりもまずスマホでの見やすさ・使いやすさを優先するべきです。
具体的には、以下を確認します。
- スマホで単語一覧が見やすいか
- 音声ボタンやクイズ操作が押しやすいか
- カテゴリ導線が分かりやすいか
- ページ上部で目的のコンテンツにすぐ進めるか
- 広告や余白で学習体験を邪魔していないか
公開2か月時点で次にやるべき改善
今回のデータから、次にやるべきことはかなり明確です。
1. /vocabulary/ のCTR改善
最優先は /vocabulary/ です。
表示回数1,384、平均掲載順位9.27位に対して、CTRは0.87%です。
このページは、すでに検索結果に表示されているため、タイトル・導入・検索意図への合わせ込みでクリック増加が期待できます。
改善案は以下です。
- タイトルに「中国語単語一覧」「初心者」「ピンイン」「意味」を自然に含める
- 冒頭で、どんな単語を一覧できるページか明確にする
- カテゴリ別に探せることを分かりやすくする
- 検索結果で期待される「一覧性」「初心者向け」「発音確認」を伝える
- 単語カテゴリページへの内部リンクを強化する
2. /phrases/ の検索意図を整理する
/phrases/ も改善候補です。
表示回数461、平均掲載順位11.11位、CTR0.22%なので、検索には出始めていますが、ほとんどクリックされていません。
このページでは、フレーズ一覧の対象を明確にする必要があります。
- 旅行フレーズなのか
- 日常会話なのか
- 初心者向けなのか
- 発音付きなのか
- ピンイン付きなのか
- 場面別に探せるのか
3. 11〜20位クエリの押し上げ
平均掲載順位が11〜20位付近のクエリは、少しの改善でクリックが増える可能性があります。
今回のデータでも、声調、フレーズ、ピンイン、単語系のクエリが出始めています。
やるべきことは、クエリ別に以下を確認することです。
- どのページが表示されているか
- 検索意図に合う見出しがあるか
- 該当ページから関連ページへ内部リンクがあるか
- タイトルが検索語に近いか
- ページ冒頭で答えが見えるか
4. 記事とツールの内部リンクを強化する
TonePathでは、記事ページ、単語一覧、フレーズ一覧、ツールページがそれぞれ役割を持っています。
そのため、内部リンクは以下のように設計すると良いです。
| 起点 | 遷移先 |
|---|---|
| ピンイン解説記事 | ピンイン一覧・声調練習ツール |
| 声調記事 | 声調練習ツール・クイズ |
| 単語学習記事 | 単語一覧・カテゴリ別単語ページ |
| フレーズ記事 | フレーズ一覧・場面別フレーズページ |
| トップページ | 主要ツール・単語一覧・フレーズ一覧 |
5. キーイベントを設定する
GA4ではキーイベントが0でした。
これは、成果がないというより、まだ成果として見るべき行動が定義されていない可能性があります。
学習サイトでは、以下のようなイベントを設定すると良いです。
- クイズ開始
- クイズ完了
- 声調練習開始
- 音声再生
- 単語検索
- フレーズ検索
- カテゴリ遷移
- 一定時間以上の滞在
- 学習ツールへの遷移
6. インデックス未登録理由を確認する
未登録が29ページあるため、次に見るべきは理由です。
ただし、全ページを無理に登録させる必要はありません。
確認すべきなのは、重要ページが未登録になっていないかです。
- 主要記事
- 単語一覧
- フレーズ一覧
- ツールページ
- カテゴリ別学習ページ
これらが未登録なら、内部リンクや本文量、重複、noindex設定などを確認します。
一方で、薄い一覧ページや重複しやすいページが未登録の場合は、無理に対応しない判断もあります。
公開初期サイトでは、クリック数だけで判断しない
今回のデータから分かる一番大きなポイントは、公開初期サイトではクリック数だけで判断しない方がよいということです。
TonePathのクリック数は59です。
数字だけ見れば、まだ多いとは言えません。
しかし、表示回数は3,663回あり、平均掲載順位は11.19位です。
さらに、/vocabulary/ のように表示回数が大きく、平均順位も1ページ目付近まで来ているページがあります。
これは、検索流入の土台ができ始めている状態です。
この段階で見るべきなのは、次の順番です。
- 主要ページはインデックスされているか
- 表示回数は増えているか
- 平均掲載順位はどの位置か
- CTRが低いページはどれか
- 11〜20位の押し上げ候補はどれか
- GA4で流入後に行動されているか
新規サイトでは、最初から大きなクリック数を期待するより、検索に表示される範囲が広がっているかを見ることが重要です。
まとめ
TonePathの公開2か月前後のSEOデータを見ると、検索流入はまだ初期段階ですが、検索結果への露出は増え始めています。
全体では、クリック数59、表示回数3,663、平均CTR1.61%、平均掲載順位11.19位でした。
インデックス状況では、38ページが登録済み、29ページが未登録です。サイトマップは正常に送信・読み込みされています。
GA4では、Organic Searchが251セッションで、流入の約8割を占めています。
このデータから判断すると、今すぐ見るべきなのは「流入が少ないから失敗」ではありません。
むしろ、次の改善対象が見えてきた段階です。
特に /vocabulary/ は、表示回数1,384、平均掲載順位9.27位、CTR0.87%であり、CTR改善の優先候補です。
/phrases/ も、表示回数461、平均掲載順位11.11位、CTR0.22%で、検索意図やタイトル改善の余地があります。
公開初期サイトでは、クリック数だけではなく、表示回数・CTR・平均掲載順位・インデックス・GA4での行動を分けて見ることが重要です。
検索に出始めた後は、記事を増やすだけでなく、すでに表示されているページをどうクリックされる状態にするかが次の課題になります。
今回のデータから次にやること
- /vocabulary/ のタイトル・導入・カテゴリ導線改善
- /phrases/ の検索意図整理
- 11〜20位クエリの押し上げ
- 記事とツールの内部リンク強化
- スマホでの学習体験改善
- GA4キーイベント設定
- インデックス未登録理由の確認
新規サイトのSEOでは、公開直後に大きな成果が出なくても、検索に表示され始めているなら次の改善につなげられます。
大切なのは、クリック数だけで判断せず、どのページが、どのクエリで、どの位置に表示され、どこでクリックされていないのかを確認することです。
この順番で見れば、公開初期サイトでも次にやるべきSEO改善が見えやすくなります。